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木浦 奈津子
NATSUKO KIURA

もり

2024

h318 w410

キャンバス、油彩

木浦 奈津子

【略歴】

1985 年 鹿児島県生まれ
2010 年 尾道市立大学大学院美術研究科油画専攻修了
 
主な展覧会(近年より抜粋)
2024 年 個展「VISTAS」(The Breeder Gallery /Athens)
2023 年 遠距離現在 Universal / Remote(熊本市現代美術館/国立新美術館/広島市現代美術館)
2022 年 VOCA 展 2022(上野の森美術館/東京)
個展「目の前をよぎる」(Takashi Somemiya Gallery/東京)
2021 年 生きる私が表すことは。鹿児島ゆかりの現代作家展(長島美術館/鹿児島)
個展「うみとこうえんと、」第 45 回春の新人賞受賞記念 (鹿児島市立美術館)

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実際に経験し目にした景色から制作は始まる。

私がよく描く海は、
幼少期に強烈な印象を与えた場所である。

かつてはそこから離れたいと願ったこともあったが、
いつの間にか無意識のうちに引き寄せられるように、
再び戻り繰り返し描き続けている。

その海のイメージを心理的な距離をとりながら描くことで生まれる景色の自立や変容に関心を抱いている。

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木浦奈津子はこれまで、上野の森美術館でのVOCA展や、東京・アテネ・福岡などでの個展のほか、2023年には広島市現代美術館で開催された「遠距離現在 Universal / Remote」に出品するなど、国内外で注目を集めてきました。同展では、個人の記憶と風景を重ね合わせるような詩的な視点と、独特な絵画表現が多くの反響を呼びました。

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